ボルティ キャブレターOH
- 2018.06.07
- バイク ボルティ(TU250X-TW)
どうも、
たまの休みは寝て過ごすか雨が降るu-keyです(´・ω・`)
前回引き取ってきたボルティ。
キーを回すもうんともすんともで
時間も時間だし放置していたけども
とりあえずエンジンが掛かって、
走行が可能そうなのかどうかは
早い段階で見ておきたいので
ひとまずキャブOHします。
バイク状態をさらっと点検した限り
ぼちぼちの不具合箇所。
フォークは漏れてるし、
インナーチューブはサビ大。
チェーンもサビ大。
タイヤも✕。
幸いにもタンク内はサビなし。
(サビ小でもなく、無し。
素晴らしい。)
エンジンオイルも漏れた形跡無し。
ともかく
エンジンをかけてみたいので
キャブ、タンク内のガソリン、
バッテリー。
ここらをなんとかして
始動させてみたいと考える。
では。
夜中外しに赴いたので、当然真っ暗。
手持ちのLEDライトを頼りに
外していく。
キャブを外すだけであれば
タンクは外さなくても良いのだけど、
今回タンク内のガソリンも抜きたいので
同時に外し。
この子シート外すの工具いらんのね。
工具が必要なのが当たり前かと
思ってたのですが軽く感動。
シート外して、
タンク外して、
キャブに繋がってる諸々外して…
うーむ。
なんだろうこれは?
土が纏わりついてるのだけど?
ほい、取れました。
やっぱ土だなあ。
ついでにエアクリーナー点検。
したいんだけど…。
どう見てももぬけの殻ですね。
ボロボロになって
星になったのでしょう。
見なかったことにして、蓋を戻す。
よし、ひとまず目的は達成。
部屋に戻ってキャブと対峙。
土キャブレターw
エンジン側。
外観はアレにしても中身はそこそこか?
エアクリーナー側。
煤けた感じに見えるけど、
これはアレですね。
星になったやつの断片でしょうね。
上部。
特に酷い腐食は無し、と。
フロートチャンバーを外した所。
ぼちぼちの腐り度合い。
こんなものに怯んでられないので
ジェット類を外す。
のだけど。
スロージェットが舐めった…。
『こんな部分ドリルで揉むスキルは無いし、
仮に取れたとしても無事では済まないだろう…
キャブAssy交換か…?』
不穏な空気が流れる中、
力の入れ具合を変えつつ
何度かリトライするも傷が深まるばかり。
最悪キャブAssy交換の覚悟を決め、
ジェット目掛けてマイナスを
ハンマーで打ち込む。
ガンっガンっ
手応え確認。
お、噛んでる。
これはいけるのでは?
ダメ押しの打撃を数回くれてやり、
無事救出成功。
まともなドライバー使ってて
固くて舐めるなんて聞いたことないぞと
ぶつくさ文句を言いつつ、
外れてくれたことに安堵する。
幸い、キャブ本体に傷は付かなかった模様。
その他諸々外し、発掘作業に移行。
ふぅむ。
コレは何らかの虫の巣的なモノですな。
幼虫的なやつが数個出てきた時
確信に変わりましたね。
真夜中一人部屋の中で
得体のしれない虫の住処を
破壊している。
ふと、
『キャブのOHとは…?』
考えさせられましたね。
一通り分解して
各ジェット類純正番手にて交換。
メインジェット130。
ほぼ見えないけど、
スロージェットは42.5かな?
OHキットの中に入ってたのも
同じ番手だったのと、
前持ち主が変えてるとも思えない事から
恐らくコレが純正番手でしょうね。
そう言えば、
マフラー純正じゃ無いっぽいけど
純正番手でええのかしら?
ま、そこらへんは
走れるようになってからでないと
判断がつきませんね。
ダイアフラムは正常なので
その他ゴム系部品交換、
エアスクリュー既定値合わせ。
外観の印象アップのため
腐食落とし程度に磨いてやって。
完成ですね。
もちろん各部エア経路は
エアブロー済み、と。
コレでとりあえず油面調整して
キャブはオッケーでしょう。
次回、車体に搭載して
エンジン始動してみます。
それでは、失敬。
-
前の記事
SUZUKI TU250XT-W ボルティ 2018.06.06
-
次の記事
エンジン始動。 2018.06.09
コメントを書く