スタータークラッチ?異音

スタータークラッチ?異音

どうも、休日を有意義に使えないu-keyです(´・ω・`)

 

JOGを何とか走行可能にして騙し騙し乗って来た訳ですが、

当初から気になってた異音がありました(‘A`)

 

言葉では表現が難しいんだけど、

どうやら駆動系辺りから

カラカラというか

カチカチというか

カンカンというか

シャリシャリというか…

そんな感じの音が鳴るんです。

音の感じとしては金属の物がぶつかってるような感じ。

 

エンジンを掛けなければ鳴らない。

エンジンを掛けて車体を右に傾けるとあんまり鳴らない。

同様に左に傾けると酷くなる。

 

こんな症状が当初からあって

何となくスタータークラッチあたりの問題だろうなぁって

目星はついてたんだけど

暇もやる気もなかったから放置してたw

 

だけども、この間の日曜珍しく昼過ぎくらいに起きたから

まぁ、直すのに何の部品がいるかとか判断するだけでも

見るだけ見るかと点検することにしたというわけです。

 

車体は変わらずこんな感じ。

 

早速左のサイドカバーを外します。

ビス3本外して適当に引っ張るだけ…

 

っていうのは僕のJOGに限った話で、

傷とか、爪破損とか気にする方は気にして外した方が良いかも

 

確かビス外してカバーの下の方を

手前に引っ張りながら引いてやると

爪がかわして綺麗にとれたように思います。

結構爪弱いんでお気を付けを。

 

中央左にエアクリーナーBOX、

右側にクランクケースカバーが見えますねぇ

右上には燃料フィルターがあります。

 

正直サイドカバー外しても大したもんは見えないし

キャブにアクセスもかったるいです。

 

頑張れば外せるんでしょうけど

僕は狭いところでコショコショするのは嫌いなので

カバーそっくり外しちゃいますw

 

見てもらえば分かるように、

JOGで気になる所は今回の異音だけじゃあないんです

何かしら漏れてます。

ガソリンなのかオイルなのか…

ここに関してはまた今度に

 

クランクケースカバーを外します。

 

僕のJOGは部品の寄せ集めで構成されてるので

どこまでが純正だったかわかりませんw

 

このカバーも純正だと

カバーのカバーが付いてて、固定してるネジも

プラスネジだったと思います。

 

そのビスが固い固いw

ほとんどの場合なめるみたいなんでできれば

ショックドライバーがあった方が良いと思います。


【6ヶ月保証付】【エービス[Aebs]】 ショックドライバーセット メタルケース入り【aiNET[アイネット]】a1

僕は毎度毎度そんな心配をするのが嫌なのと

効率よく外せるように

六角ボルトに変えてあります。

 

多分どこのホームセンターでも

売ってると思いますし、


KN企画 JOG-B 横型エンジン JOG系 クランクケースボルト 11点セット アルミブルー


KN企画 JOG-R 横型エンジン JOG系 クランクケースボルト 11点セット アルミレッド

長さの種類があって面倒って時にはこんな風にセットになってる物もあります。

 

六角の物もあれば、多分8㎜か10㎜のボルトになってる物も

あるみたいですね。

 

ただ、この色がついてるやつ

何度も付けたり外したりすると結構早い段階で

色剥げすると思います(多分)

 

カバーを外すと、所謂ベルトでの変速機構のお目見え

 

ベルトがかかってる左側の方が

クランクとつながってて、

ブーン!って回って何やかんやでつられて右側の方が回って

それにつられてタイヤが回るとw

 

この構造というか仕組みは

説明しだすと長くなるし、文章だけでは

中々難しいものがあるので割愛!

 

そもそも僕もそんなに詳しくないですし(;´・ω・)

 

ここらで予防線を張っておきますが、

僕はバイクに関しては素人です(`・ω・´)

基本的に何となくでやってますし、

難しい構造の話されても分かりませんw

 

脱線しましたが、

今回の目標物は左側の丸いやつの裏にいます。

 

だもんで、そいつを外すべく

邪魔なやつを外していきます。

 

17㎜のナットを外して後は引っこ抜きます。

 

特に難しいことはないですが、

順番と入っていた向きが分からなくならないよう

順番に置いておいた方かいいかもね。

 

ちなみに右から

  • ナット
  • コニカルスプリングワッシャ(向きあり)
  • ワンウェイクラッチ
  • クローワッシャ
  • プライマリフィクストシーブ

っつーのが正式名称らしいよ。

 

大体見ればわかるけど

スプリングワッシャは似た目でどっちが表か分かりにくいんで

気を付けて見るか、

向きを変えないように置いておくかで対処を。

 

現物見ないと分かりにくいけど

尖がってる方が車両外側、表側ですねー

 

あ、

簡単にナット外しますって書いてありますが、

工具の有無によっては外すだけでもかったるいです。

 

何故かってナット回そうとしても

相手はエンジンに繋がってるんで

ナットを回そうとする力が逃げちゃうんですね。

 

僕は電動インパクトがあるんで一瞬ですが

無い人は何とかして固定しないといけないんですねぇ

 

僕は買ったことが無いんで分からないんですが、

世の中にはこんな物もあるみたいですよー


SP武川製ユニバーサルプーリーホルダー(オートバイ特殊工具)汎用品◆モンキー ゴリラ Dio JOG等に/Φ60〜Φ120に使用可(00-01-1001)

ただ、こういう系ってメーカーによって

使える使えないがあると思うので

購入される際はご注意を。

 

で、こうなります。

 

ベルト交換とかWR(ウエイトローラー)

交換とかならここまでばらせば

工具なしでやれますね。

 

ベルトどかして(外さなくてもいい)

WRが入ってる所謂プーリーを外します。

 

右から

  • カラー
  • プライマリスライディングシーブ(WR入り)
  • スライダ
  • カム

です。

純正ではもう一枚ワッシャがありますが、

何処かに行ってしまったので

ほっておいてあります。

無くてもさほど困りませんので。

 

ハイ、目的の部分ですね。

 

これだっていう原因が分かっていないので、

とりあえずばらします。

 

スタータークラッチだけ外すのであれば、

このまま引っこ抜けばいいんですが

今回はその後ろのギアも外すので

アイドルギアを外します。

ビス2本外せばプレートが取れます。

 

3番ドライバーで外すんですが、

これも固く止まってることが多いです。

ショックドライバーおすすめ。

 

今回は面倒で変えませんでしたが

これもなめると面倒なので

ボルトか何かに変えた方が良いかもしれませんねぇ。

 

プレートを外したらギアを…となりがちですが、

手前にワッシャが入ってるので忘れず取り外しておきます。

 

ワッシャを外してアイドルギアを外して

後は引っこ抜くだけです。

右から

  • ベアリング
  • スターターホイールギア
  • アイドルギア
  • スタータークラッチ

 

ここまで来て、確かベアリングと

スタータークラッチは交換したような…と

うろ覚えの記憶が蘇ってきました。

 

ということは

目立った損傷が無ければ

クラッチ本体には問題がないと考えるのが普通。

 

となると何だ?

 

どの部品も目立った損傷はなく、

一度組みなおしてみることに。

 

ベルトを掛けずに組みなおし、

本当は良くないんだろうけど

どうなってるのか、何処から音がしてるのか見たくて

そのままエンジンを掛けてみた。

 

ブーン!

カラカラ…

 

鳴ってる。

 

音周辺を見てみると

スターターホイールギアっつーのがガタガタしてる。

 

試しにエンジンを掛けたまま

ギアをドライバーで抑えてみる。

 

音がやむ。

離すと鳴る。

 

ほう。

つまり、原因は分からないけど

このギアが振動して音が出ていると。

 

その原因は何だろうと

何度かばらしたり組んだりしてみた。

 

ガタガタして音が出るって事は

程度の差こそあれ

本来の音が出ない状態よりも

隙間が大きくなってるということではないのか?

 

何かの部品がこのギアをもう少し

抑えたり、固定したりするんじゃないのか?

 

もしかしたら、カラーの向きが逆で

本来ないはずの隙間が出来ちゃってるんじゃないか?

 

グリスの量が少なくて、

ガタガタしてるんじゃないのか?(混乱)

 

などなど。

 

色んなことを考え、至った結論は…

外したプレート

コイツ。

 

僕が持ってる部分がギアに向かって

折れ曲がってるんですね。

 

どうやら擦れていた跡もある。

元々こいつがギアを抑えていて

摩耗かなんかで隙間が大きくなってしまっているのでは?

 

ということは

コイツをもっとギアに近づけて抑えてやれば

いいんじゃないか…?

 

決行。

 

とりあえず、適当な角度に曲げてみて

組み付けてエンジン始動!

 

掛からない。

っていうかセルが回らない。

 

そりゃそうですよね。

セルが回すべきギアを抑えてるんだから。

 

となると結構シビアな話になってきますよ。

 

セルモーターの動きの抵抗にならない位置かつ

ギアが必要以上にガタつかない位置。

 

何度かトライしてなんとか位置が出た。

 

エンジンかけても鳴らない。

傾けても鳴らない。

セルも普通に回る。

 

これはおkではないか?

 

ということで、元通りにして終了。

 

正直、原因が何だったのか分からなかったし

この処置が本当に正しいのか分かりませんが、

とりあえず試走も問題なく、今のところ

再発もしていないのでこれで良しとします。

 

…これを書いているときに

部品図なんか見ながら書いてるんですが

スタータークラッチ付近の部品に

もう一枚ワッシャがあることに気付いてますが、

見ないふりしていますw

 

場所とサイズ的に、

例のギアを抑えてくれそうな感じのワッシャ…

今度買おうかな。

 

と、とりあえず今回のスタータークラッチ記事はここまで!

それでは、失敬。